2/26      巨人 ー 広島   練習試合

  チーム名
 1  2  3  4  5  6  7  8  9
広島東洋カープ
0
1
2
2
1
0
0
0
2
 7
11
1
読売ジャイアンツ
1
1
0
0
0
0
1
0
0
 3
10
2

 

         勝ち投手  林 

         セーブ投手  梅津

         負け投手 木佐貫 

 

     <広> 宮崎(2)・佐竹(1)・林(2)・河内(2)・梅津(2)

     <中> 木佐貫(4)・西村(3)・福田(2)

     本塁打 新井ソロ(木佐貫)

 

広島のスタメンは1中東2東出3栗原4新井5嶋6廣瀬7倉8松本9中谷
巨人のスタメンは1亀井2脇谷3谷4ゴンザレス5小笠原6ボリンズ7阿部8小田嶋9松本

   試合経過

サンマリンでの巨人との練習試合。巨人の先発は木佐貫。1回表カープ。1番中東がいきなり四球で出塁するが2番東出がバント失敗の後3番栗原がダブルプレーで3人で攻撃を終える。カープの先発は宮崎。1回裏巨人。1番亀井がレフトへのクリーンヒットで出塁。2番脇谷がきっちり送ってランナー2塁。ここで今年から巨人でプレーする谷がセカンドにゴロを放つ。易しい打球に見えたがセカンド東出が後逸。エラーに見えたが記録はヒットでセカンドランナーが一気にホームインして巨人が先制。この後ゴンザレスは三振・小笠原はレフトフライ。2回表カープ。先頭4番新井は木佐貫の変化球を見事に捕らえセンター左へホームラン。カープが同点に追いつく。嶋はセンターフライ・廣瀬はデットボール・倉はライトフライの後松本がライト前ヒット・中谷が四球と2アウト満塁のチャンスを作るが1番中東の打球は良い当たりながらレフトライナーに終わる。2回裏巨人。ボリンズはショートへ内安打・阿部は意表をつくバントで宮崎反応できず内安打でノーアウト1塁2塁。ここで8番小田嶋はライト前にしぶとくヒット。これをライト嶋がお手玉したうえ1塁へ圧送球。2塁ランナー還り巨人が勝ち越す。なおもノーアウト1塁・3塁。ここで9番松本の打球はサードへ強いゴロ。新井がベースを踏んだあと2塁に送球し2塁3塁のダブルプレー。亀井はファーストゴロでチェンジ。3回表カープ。先頭東出がセンターへクリーンヒット。栗原の打球は易しく見えたがセカンドゴンザレスのグラブの下をくぐりノーアウトランナー1塁・3塁になる。新井が四球で満塁になった後、嶋のショートゴロの間にまず同点。なお一死1・3塁で廣瀬がレフトへ2ベースを放ちカープが勝ち越す。この後倉はライトフライ・松本はサードゴロ。3回裏巨人。カープの投手はこの回から佐竹・捕手には木村一。脇谷はセカンドゴロ・谷・ゴンザレスと連続ライト前ヒットで1死1・3塁のチャンスを作るが小笠原がファーストゴロダブルプレーでチェンジ。4回表カープ。先頭中谷がセカンドエラーで出塁。中東が送った後東出が綺麗なレフト前タイムリーでカープが追加点。東出が盗塁成功してランナー2塁になって栗原がライトフライの後新井がタイムリーを放ちさらにカープが追加点。嶋はライトフライ。4回裏巨人。カープのマウンドは林。ボリンズは三振・阿部はサードゴロ・小田嶋は三振。5回表カープ。巨人のマウンドは西村。捕手は加藤。廣瀬はセンター前ヒットで代走に山田。木村一レフトフライの後松本のセカンドゴロを山田が走塁妨害をとられ3アウト。5回裏巨人。松本ショートゴロ・亀井四球・途中出場の古城セカンドゴロダブルプレー。6回表カープ中谷三振・中東ショートゴロ・途中出場大須賀ピッチャーゴロ。6回裏巨人。この回からカープのマウンドは河内。谷はサードゴロ・寺内はセンターフライ・小笠原のショートゴロをショート大須賀がエラー。かなり大須賀の守備範囲は狭い。続く大道は良い当たりをレフトに放つが守備範囲の広い山田が好捕でチェンジ。7回表カープ。栗原はレフトへ2ベースで代走は比嘉。途中出場井生はショートゴロ・嶋は三振・山田はサードゴロ。7回裏巨人。先頭加藤3球三振かと思われたが捕手木村一が後逸。ふり逃げでランナー1塁。続く小田嶋セカンドゴロでダブルプレーかと思われたがショート大須賀が力ないワンバウンドを送球したため1塁セーフ。代打右打席の木村拓はレフトへクリーンヒットで1死1.2塁。続く亀井もライトへ上手く運び1死満塁となる。ここで古城がライト前ヒットを放つ。ランナー2人帰ると思われたがセカンドランナーをこの回からライトに入ってる吉田がダイレクト送球でアウト。さすが元投手。8回表カープ。この回からマウンドは福田。木村一はサードゴロ・松本はサードフライ・代打尾形はセカンドゴロ。8回裏巨人。この回からマウンドは梅津。捕手は上村。寺内サードゴロ・途中出場円谷はレフトフライ・大道は三振。9回表カープ。途中出場天谷はよくみて四球・大須賀は良い当たりのレフト前ヒットで無死1.2塁。比嘉中途半端なレフトフライの後、井生が左中間真っ二つの芸術的な2ベースでカープにダメ押し点が入る。吉田三振で山田良い当たりのセカンドゴロでチェンジ。9回表巨人。加藤はショートゴロ・小田嶋センター前ヒットの後木村拓はファーストゴロに亀井が三振でゲームセット。
7-3でカープの勝ち。

*メモ*

大須賀の守備の粗さが目立った。足は遅い方に入り、守備範囲も狭いので
ショートの守備は厳しいと思われる。
評判の肩も福井に比べると劣り、打撃で福井以上のモノを見せないと厳しい壁に当たると思われる。
廣瀬・中東・井生・山田あたりの動きは非常に良く映った。井生は捕手も出来るスーパーサブとして去年話題に上がったがこのキャンプでは捕手は全くというほどしておらずサードの守備が無難なところからサードがメインになっていくように思われる。今年は終盤に栗原や新井への代走という策も見られては不思議ではない。それは中東という新戦力が入った事が大きく影響していて俊足でどこでも守れる中東は激しい外野争いの1枠を手中にしたようにさえ見える。
それイコール他の有力外野好捕の何人かが2軍に行く事を指し、内野の控えが情けない事から外野手と内野か投手のトレードが開幕までにあっても全く不思議ではない。これは巨人にも言える事であってこの日一番巨人で目立ったのが一番に入った亀井。ミートが上手く典型的なアベレージヒッターで左右両方に打ち分ける事ができ、その打撃スタイルは全盛期の坪井によく似てる。
ただ、巨人は谷に新外国人を外野に補強しているので右の亀井と共にレギュラーで使われる可能性は低く、またも巨人は良い選手を飼い殺しするのかと思うと残念で仕方ない。


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