赤ヘルマン語る

左投手対左打者について 河内のリリーフ適正について

●左投手VS左打者について

プロ野球において暗黙のルールになりつつあるりが左打者に対して左投手を送るという戦法です。
果たしてこの戦法は正しいと言えるのでしょうか。
それについて今回はデータを用いて語りたいと思います。
まず、ここ2005年までの3年間のデータを見て見ましょう(2006年もシーズン始まるまでには出すつもりです)。



☆左打者の左右投手別打率

  2003年    対右投手283.  対左投手268. 
  2004年    対右投手283.  対左投手280.
  2005年    対右投手279.  対左投手267.

この表を見ると年によって違いますが左打者は右投手よりも左投手の方が部が悪いという数字が出てきます。2004年を見ると左打者は相手投手が左右違ってもさほど変わらないとも思えます。
しかし、次の表を見るとどうでしょう。

☆右打者の左右投手別打率

  2003年    対右投手266.  対左投手270. 
  2004年    対右投手267.  対左投手281.
  2005年    対右投手258.  対左投手271.


これを見ると右打者は右投手よりも左投手の方がよく打っているという数字が出てきます。
左打者だけ見ますと一見ほとんど変わらないように思えますが右投手の左右比率を見ると
総合的にも右投手よりも左投手の方が左打者に強いと言えるでしょう。
次は全体ではなくてリリーフだけのデータにも注目してみます。

☆左右リリーフ投手別成績

  右投手   対右打者 256.  対左打者 272.
  左投手   対右打者 266.  対左打者 255.

3年間の平均になりますが綺麗に左右の数字が出ています。
リリーフとなると当然ワンポイントという起用も増えてきます。
特に左投手は左打者のために出てくるというケースが非常に多いです。
5年前くらいに当時阪神の監督だった野村監督が左投手の遠山を左打者にぶつけて、その次の打者が右打者とわかればファーストに遠山を守らせて右サイドの葛西を送り葛西が右を抑えるとなれば再び遠山をマウンドに送るという采配をした事がありましたね。左右の差は全体で見ればさほどないかもしれませんが、リリーフで見ると数字がしっかり出ておりまた右サイドの多くの投手が右打者を得意としてるという傾向出ています。リリーフ左投手はいかに左打者を抑えるかという事に力を注いでる投手も多いでしょうね。

さらに、もっと細かく 投手別に左右被率を見てみるとより左右で差がある事がわかります。
かなり細かくなりますが2005年の12球団の主な左投手の左右被安打率を出して見てみましょう。

●右打者の方が分が良い ●左打者の方が分が良い

 ● ●●は特に片方に強い  はどちらにも強い

             右投手                      左投手
   阪神

福原 右 245. 左 285.
安藤 右 235. 左 280.
杉山 右 241. 左 286.
藤川 右 168. 左 189.
久保田右 246. 左 228.
橋本 右 185. 左 220.
桟原 右 252. 左 302.●●

井川 右 282. 左 313.
下柳 右 281. 左 200.●●
ウィリアムス右213. 左 206.
江草 右 244. 左 239.
能見 右 291. 左 323.
    中日 川上 右 231. 左 308.●●
中田 右 225. 左 270. 
岡本 右 258. 左 248.
平井 右 285. 左 198.●●
朝倉 右 316. 左 316
鈴木 右 219. 左 303.●●
川岸 右 227. 左 268.
山本昌右 302. 左 294.
マルティネス右262. 左 271.
高橋聡右 367. 左 218●●.
岩瀬 右 273. 左 152●●.
久本 右 348. 左 293.
石井 右 366. 左 322.
    横浜 三浦 右 217. 左 213.
門倉 右 219. 左 262. 
川村 右 274. 左 202.●●
加藤 右 221. 左 305.●●
木塚 右 246. 左 228.
クルーン 右 220. 左 221.
秦   右 286. 左 317.
吉見 右 252. 左 238.
土肥 右 251. 左 268. 
那須野右 270. 左 469
  ヤクルト 川島 右 263. 左 246.
館山 右 265. 左 252.
花田 右 241. 左 286.
吉川 右 254. 左 197.
五十嵐右 237. 左 260
ガトームソン右257. 左 289.
石堂 右 264.  左 400.●●
藤井 右 241. 左 227.
石川 右 292. 左 319. 
石井弘右 181.左 229.
高井 右 271. 左 216.
佐藤賢右229. 左 292.
山部 右 275. 左 304.
 
   巨人 上原 右 239. 左 227.
パウエル右 261. 左 268. 
久保 右 291. 左 238.
豊田 右 278. 左 323.
木佐貫右 258. 左 227
桑田  右 311. 左 325.
野間口右 265. 左 287.
工藤 右 245. 左 285.
高橋尚右 235. 左 280. 
林   右 241. 左 286.
前田幸右 168. 左 189.
内海 右 246. 左 228.
岡島 右 185. 左 220.
 
   広島 黒田 右 185. 左 286.●●
大竹 右 283. 左 268.
永川 右 255. 左 284.
横山 右 205. 左 193.
梅津 右 225. 左 333.●●
小山田右 224. 左 344.●●
佐々岡右 320. 左 361.
佐竹 右 328. 左 337.
ベイル右 224. 左 213. 
高橋建右 413. 左 313.
大島 右 324. 左 256.
広池 右 377. 左 354.
 ソフトバンク

斉藤 右 247. 左 221.
新垣 右 241. 左 316.●●
星野 右 220. 左 320.●●
吉武 右 309. 左 230●●.
馬原 右 280. 左 198.●●
竹岡 右 196. 左 333.●●
佐藤誠右 292. 左 355.●●

杉内 右 214. 左 197.
和田 右 242. 左 203. 
三瀬 右 186. 左 180.
神内 右 299. 左 177.●●

   ロッテ 渡辺俊右 .214 左 234.
清水  右 275. 左 260.
小林宏右 225. 左 270.
久保 右 247. 左 270.
小野 右 256. 左 245
薮田 右 220. 左 196.
小林雅右 242. 左 325.●●
セラフィニ右 259. 左 212.
藤田 右 188. 左 217.
加藤 右 207. 左 241.
高木 右 226. 左 250.

   西武 松坂 右 226. 左 208.
西口 右 223. 左 270.●●
小野寺右 284. 左 315.
涌井 右 270. 左 285.
河原 右 225. 左 328.●●
正津 右 169. 左 404.●●
帆足 右 281. 左 297.
星野 右 408. 左 078.●●
三井 右 299. 左 270
  オリックス 川越 右 314. 左 223.●●
光原 右 280. 左 331. 
デイビー右 235. 左 279.
加藤 右 208. 左 252.
大久保右 224. 左 200
香月 右 205. 左 .254
菊地原右 198.左 204.
山本省右 270. 左 400.●● 
歌藤 右 136. 左 211.●●
  日本ハム 金村 右 264. 左 298.
ダルビッシュ右266.左 289.
鎌倉 右 270. 左 318.
マイケル 右 169. 左 227.
建山 右 262. 左 237.
武田久右 132. 左 286.●●
トーマス 右 281. 左 313.
吉崎  右 372. 左 247.●●

 
   楽天 岩隈 右 275. 左 322.
一場 右 308. 左 281.
福盛 右 294. 左 320.
山村 右 320. 左 303.
小山 右 170. 左 353.●●
有銘  右 251. 左 314.●●
吉田豊右 309. 左 218.●● 
 
●74 ●34               ●29 ●37

 主な投手を挙げてみましたがどうでしょう。

この表を見てわかるのが全体的に見てもやはり左打者に左投手が強いと感じますが、それ以上に右投手で右打者より左打者が得意な選手が少ないという事です。
この事から左打者に対して左投手を送る戦法は左投手が左打者に強いというよりも一般的に右投手と比べて左投手の方が左打者に強いという事からの起用かもしれません。
各特徴を見ていくと中日鈴木・阪神桟原・横浜加藤・西武正津などの右サイドスローの中継ぎ投手は
良い防御率なのにもかかわらず右打者に強く左打者には弱い傾向が強く出ています。


逆に右投手で左打者に強い投手の傾向としてはフォークボールを武器にしてる投手が多いです。
左投手で右打者に極端に強かったオリックスか歌藤はシンカーを武器に持ってた事が大きかったようです。ヤクルト石川のシンカー・巨人高橋尚のスクリューのように右打者に対して外に逃げていく変化球を得意としてる左投手は右打者を苦にしない傾向があるようです。

この表を見てみると右投手より左投手の方が少なく記述しています。
それはもともと右投手より左投手の方が少ない事もありますが、それだけではなくあまりにも試合数が少ない投手は左右関係なく私が記述してないからでもあります。
そして実はその記述してない左投手がおおいに全体の防御率と関係してくるのです。
横浜の那須野の左右比率を見てみると左打者に対する数字すが470.と悪い事がわかります。
しかし那須野は先発はあるものの8試合しか投げていません。
上の表は中継ぎですと20試合未満の投手は記入はしてなく先発がある投手は甘めに記述をしています。
その20試合未満しか投げていない左投手のデータが極端な数字が出ているのです。
カープの話になりますが2004年の名古屋ドームでの開幕2戦目の西川が立波にサヨナラタイムリーを
打たれた試合を覚えているでしょうか。
左中継ぎ投手の西川は左打者の立波にサヨナラタイムリーを打たれ、そしてこのシーズン再び1軍に戻ってくる事はありませんでした。西川のこのシーズンの左打者被打率は当然10割になります。
こういう事がこの西川のケースだけではなく12球団で毎年のようにある事なのです。
2005年の例で言うと横浜佐久本が左打者に対して2打数2安打の10割、西武山崎が5割、オリックス山本省が4割、ロッテ山北が357.などなど左打者を抑えるために中継ぎで起用され、結果が出せなかったから2軍に落ちたというような投手が多くいるという事ですね。
彼らが全体的な数字を跳ね上げてるという事実から左対左というのはある程度良い投手になれば左投手に分があると考えて良いでしょう。
では、試合数も多く投げてる投手で左打者に強い投手というのはどういう投手なのでしょうか。
セリーグ・パリーグともに左中継ぎで左打者に対して一番成績を残している中日岩瀬と西武の星野をピックアップしたいと思います。
一概には言えないかもしれませんが左打者が一番打ちづらいと言われるのが球が非常に遠く見える左投手の外角の外に逃げていく変化球です。これは左投手が左打者に投げるうえで基本の球であるでしょう。
そこで岩瀬と星野と左投手なのに右に強い歌藤の左打者に対する球種の割合を表に出してみます。


対左打者     対右打者

  岩瀬 ストレート  34%
スライダー 53%
シュート   12%
シンカー   1%
ストレート  37%
スライダー 44%
シュート   17%
シンカー   2%
  星野 ストレート  36% 
スライダー 46%
カーブ   18%
シュート   0%
シンカー    0%
ストレート 52%
スライダー 32%
カーブ  10%
シュート   4% 
シンカー   2%
  歌藤 ストレート  60%
スライダー  19%
カーブ    3%
シンカー   18%
ストレート  58%
スライダー  8%
カーブ   18%
シンカー   34%

この表を見てわかる通り岩瀬、星野は左打者に対してスライダーを中心に投球をしている事がわかります。それに対して二人に比べスライダーの割合が低くシンカーの割合が高いです。
左打者に対して外に逃げていくスライダー、右打者に対して外に逃げていくシンカーと球種や投げ方の特徴で結構左右比率というものは出てくるのかもしれません。
星野に関しては左打者に対して078.と完璧に抑えてリーグトップなのに対し右打者に対しては408.とリーグ
ワーストの数字だという事は、左サイドスローなうえにスライダー投手という事がそのような数字を出しているんだなってと考えられるでしょう。星野に対してはあの前田すら全くタイミングあわずヒットどころが前にすら打球がほとんど飛んでいませんでした。
これまでの話の中でも左打者に対しては左投手という野球の暗黙のルールが全体的に正しいという事がわかりましたが、これはチームの監督によって使われ方が大きく左右します。
2005年カープからオリックスに移籍した菊地原は71試合に投げて3勝1敗防御率1.38と大活躍しました。
その活躍の中で、起用法というものが大きく変わった事はものすごく大きかったです。
菊地原といったらなんといっても外のスライダー。球種的にもスライダーとストレートでほとんど組みたてています。その影響からかカープ時代はもっぱら左打者にしか使われませんでした。
ワンポイントというカタチがほとんどで、イニングをまたぐということは敗戦処理以外はほとんどなかったです。しかし、当時オリックスの監督であった仰木監督は菊地原を右打者にもおもいっきりブツけました。
その結果、菊地原は左打者に対して214.と抑えるだけではなく右打者に対しても198.と抜群の成績をあげました。カープ時代から球界屈指のスライダーを菊地原は持ってましたが、菊地原にはそれだけではなくストレートが微妙に変化するいわゆる「まっスラ」があったのです。
日本野球における暗黙の左対左という掟はその掟に首脳陣が従い過ぎて選手の能力を発揮させないという事が起こっているのです。
首脳陣の選手を見る目というのがルール以上に重要という事は間違いないでしょう。
ここからはこれらを踏まえてカープの話になります。

>まず、森笠が今年再びスイッチヒッターに挑戦をするようです。
私個人的にはこれはものすごくガッカリな事です。
スイッチヒッターに再挑戦する理由というのが「去年左投手になるとレギュラーを外れる事が多くて悔しかった」 というものらしいですが、それが理由ならスイッチにするべきではないと強く私は言いたいです。
私は森笠は左投手を苦にしない打者だと思っていました。
その理由としては森笠は2年前のオープン戦で打ちに打ちまくり確かオープン戦の首位打者を獲得してたと記憶しています。特に2ストライク追い込まれながら井川の外のスライダーを片手一本でセンターオーバーしたヒットが記憶に残っており、それだけではなくあの左右病大統領だった山本前監督ですら左投手が先発でも森笠を9番で使っていました。そして、シーズン入ってからも左投手を打ち、2005年は左投手に対して323.と右投手よりも良い成績を出しました。
ところがです。
2006年になると同じようなカタチでブラウン監督もオープン戦をのぞけばおおいに左右を意識し、森笠は成績を残しながらも左投手になると変えられるケースが多くありました。
中でも印象的だったのが巨人前田行長がリリーフに来た時に代打が送られたシーン。
前年森笠は前田からレフトにクリーンヒットを打っていました。それでも代打が送られるというプロ野球界の掟のルール。もちろん2006年森笠が左投手から打ててなかった事もありますが、打てていた選手が打てなくなるという事実は長年の暗黙の左左ルールが指揮官を勝手にそうさせ、またそうなる事により左打者・左投手が左対左の時プレッシャーが相当にかかるという事がおおいに関係してると思います。
結局去年左を森笠が打ってたなんて事はスコアラーと"本人"くらいしかわからず試合中やシーズン中の中で首脳陣、ましてや1年目の新監督がわかるはずがないのです。
しかし、本人だけはわかっているはずです。私は森笠は左投手でも問題なく打っていて、去年もセフテイーバントが成功させるくらいの足も持ってるのにもかかわらず、「左投手だと起用されない」との理由だけでスイッチに変更した事はちょっともったいないというか本人の長所を消してしまった気がしてなりません。
福地よりも盗塁成功率が良かったシーズンもあれば左打者を難なく打ってたシーズンもある。
それを自分が知っているんだったらそれを監督に言うなりコーチに言うなりしてアピールするべきではなかったんじゃないでしょうか。
外野のレギュラーはまだ白紙状態です。その中で一度失敗したスイッチに戻る事よりも左はダメ・あまり走れないってレッテルを貼られた評価をキャンプなりオープン戦なりで思う存分覆せば良かったじゃないかと!!そうすごく思います。
今回の森笠のスイッチ変更は長年の左対左という掟が生んだモノとはっきり言えるでしょう。
森笠がスイッチから左一本に戻したのは当時の打撃コーチ(Uコーチ)のようですがその助言レギュラー獲り一歩手前までに来たのにもったいないと個人的に思ってしまいます。
私の勘違いだったとシーズン入ったから発言したいものです。

さて、次は河内について話します。
河内は昨シーズン長いブランクを経て中継ぎで復活しました。
中継ぎで復活しましたが、もともとは先発をやってた大型サウスポーです。
果たして河内は先発が向いているのか中継ぎが向いているのか。
それを様々な角度から分析しています。
まず河内が先発で8勝した2004年の成績です。

23試合 8勝9敗 防御率 5.72 完投1 奪三振111 三振率8.35 119 2/3回

8勝はしているものの、防御率も悪く負けが1つ先行しています。
内容的に良い時とと悪い時の波が手もつけないくらい良い投球をする日もあれば初回からコントロール定まらずノックアウトという試合もありました。
若さ・器の大きさからすれば未完成ながらもじっくり育てたいというのが首脳陣の方角だったのでしょう。
フォーム固めからしっかりという事でサイド気味にフォームを変えたりしたら150キロ近く出てた球威が130キロ台まで落ちストレートでもストライクが入らなくなりました。
そこから去年復活。そこには結局は一昨年までのフォームに近く戻すという結果でした。
去年の河内はフォームを直したのが良い方向にいったのかかつての150キロ近いストレートは
影を潜むもののコントロールが2年前よりも格段に上がったように写りました。
それは1球に1球に集中できているのか中継ぎ向きだったのかなど色々ありますが
その中で2004年時の河内の左右別成績と球種データを見ると驚きの事実がありました。

☆2004年河内の左右比率と球種割合☆
対右打者 307.
対左打者 265.
   対左打者
ストレート   33%
スライダー   66%
チェンジアップ  1%
   対右打者
ストレート   42%
スライダー   47%
チェンジアップ 11%

わかるでしょうか。
河内は150キロ近くの速球が印象的な投手に思われがちですが実際は立派なスライダー投手だったのです。
左打者に対するスライダーの割合が66%と岩瀬や星野よりも上回っています。
なおかつ三振率も高くフォームもスリークォーターからサイド気味と変則気味なため
角度があるとも言えるでしょう。
データで見る限りは河内は中継ぎ適正は十分にあると言えるでしょう。
ただ、フォームがようやく直ったばかりの投手です。
疲れがたまるとフォームが崩れやすくなるリリーフに開幕から置いて1年間安定した成績が残せるでしょうか。
毎年のように次から次へと夏に向けてベバってくのがカープ中継ぎ陣の傾向です。
去年も林・横山・佐竹など監督が変わってもやはり同じようになっていきました。
河内がそうならないとは言い切れません。

素材が大きいだけにこれは一種の賭けになるかもしれませんね。
起用法を去年の反省を含めて大きく変えるなど何かがあれば新たな中継ぎエースが
誕生しても不思議じゃないでしょう。
それと同時に復活しかけてもまたゼロからって可能性も少なからずあるでしょう。
調整のしやすさと言ったら先発なので安全性第一と考えれば先発でしょうね。
カープファンだからこそ考えなければならない悩みですね。
長くなりましたが、左左論についてとりあえずはここまで!

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球団について

今年のオフの球団の姿勢は例年とは大きく違うように感じます。
去年までは目の前の勝利にこだわるような姿勢が球団からは とてもじゃないけど見えませんでした。
金本の時にはFA権を認めれば残留すると本人が言ってるのにもかかわらず、球団 の事情を最優先に考えてそれを認めずに金本は移籍。
ドラフトに関しては高校生主体でしかも素材型を中心に獲る方角 を貫き目の前の事にはお金のかかる即戦力の社会人の獲得・または自由獲得枠を積極的に使う姿勢を見せなかった。
それが今年はどうでしょう。黒田というチームの柱のために最大限の誠意を見せ金本の時認めなかったFA権も認めるという方角を出した。
ドラフトは高校生で完成型の投手を獲得して自由獲得枠も使い即戦力の社会人投手を3人も獲得をした。
目の前にある事に対して全力で注いでる球団の姿勢は今年が初めてと言っても言いんじゃないでしょうか。
監督・選手・ファンだけではなく球団そのものが大きく変わってきたという事が今後のカープにとって最高の明るい材料だと思います。

 

 

 

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