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西武ライオンズ編

球団ファンサービス編 応援スタイル前編 応援スタイル後編

続いて西武の応援スタイルについて書きます。
10年くらい前のまだ西武ドームではなく西武球場だった頃の事。
今、現在の西武ドーム外野の芝生席が外野自由の席になってますが、当時の外野自由は座席タイプの席がメインでした。
手かけも腰かけもあるチェアタイプの席ですね。
それからか、一体感を生む事がなかなか難しく、比較的西武は応援の声が小さい球団でした。
テレビ観戦してても「かっとばせー、○○。」のような声が応援団一人くらいの声しか聞こえない事が珍しくなかったです。
それくらい熱狂的には程遠い静かな応援スタイルでした。
これは東尾監督の初期の頃がピークでしたね。
黄金時代からのファンは冷め、環境的にはトイレが汚い、近くの森林から虫が来るなど良いとは言えなかったため、チームにスターが消え弱くなった事から当たり前の現象だったかもしれません。

それが、西武ドームになり環境の部分が変わってきます。
外野の芝生席を天然芝から人口芝に変え、そこを外野自由のメインの場所にしたのです。
今までチェアタイプで離れ離れに座る事が多かった応援スタイルが芝生の上で一体感になるというスタイルに変わっていきます。
そして、その中心がこれからの西武から西武を見始めた世代・ジュニアの世代だったのです(7年前くらいの事です)。

西武の応援スタイルは「かっとばせー○○!!GoGoletsgo○○!!」というもの。
ここにチャンスのテーマが始めて生まれます。
それがこれです。


7年前このチャンスのテーマから始まった応援スタイルはしばらく続き、そしてここ近年西武の応援スタイルはまたグッと変わります。
まずはジェット風船の存在。
これまでなかったジェット風船の販売を開始し、その色を水色と白のライオンズカラーに統一します。



ライオンズは水色がチームカラーで他の球団にはないカラーです。
だからこそ色が統一されると良いですよね。
今年横浜が開幕戦にブルーのジャンパーみたいなものを一体でつけてましたが、横浜の色は中日やヤクルトやオリックスとかなり似ている部分もあり、独自のカラーといった感じではありません。
しかも横浜は交流戦ではこれまでのブルーの色を出さない新しいユニフォームを使っており開幕戦でやったような事にちょっと疑問符が浮かびます。
応援の中でチームカラーを統一して応援する。
これはサッカーでは当たり前の事ですが野球ではあまり見られません。

その西武のチームカラーを統一する応援は他にもありました。
それは青い旗を使った応援です。
チャンス時の応援の一つで外野席内野席関係なくファンがブルーのフラッグを振るのです。




このチームカラーを前面に出す応援はかなりインパクトがありました。



この日はファンサービスでジェット風船を入場口で無料で配ってました。さすが松坂マネー!

今年になってからか広島市民球場でもカープカラーの赤のジェット風船が目立ちます。
これは非常に良い事だと思います。
サッカーは赤いチームはそれなりにありますが今のプロ野球で赤は12球団カープだけですから。
赤一色のスタンドは強烈なインパクトがあります。

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